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FXのマーケットが動く理由とは [FX]

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マーケットが動く理由について記事を書きます。

FXでトレードする時、マーケットの動きに注目します。現在のトレンドは上昇トレンドなのか、下落トレンドなのか、それともレンジ相場なのか。様々なテクニカルツールを使用してトレンドの把握を行うと思います。
そして、自分なりにチャート分析を行いエントリーをしてもエントリーした瞬間、自分がエントリーした方向と逆方向に動き、悔しくもロスカットになった経験がある人もいるかと思います。

トレードをする時、どうしてマーケットは自分が思った方向と逆の動きをするのか不思議に思うことがあるでしょう。
マーケットが動く理由について「チャートリーディングマスターブック」井上義教(著)を参考にまとめた内容を書いてみました。

マーケットが動く理由として、
1.買い注文が多ければ買われて、売り注文が多ければ売られる
2.買っている人が多いと買われ、売っている人が多いと売られる

どちらも正しくはありません。
買い指値注文がたくさんあっても、より高い値段で買いたい人がいなければ値段はあがりません。売りはその逆です。
まマーケットで値段が付くときは売り手と買い手の人数が同じであり、マーケットが動くまでの勢いはありません。

それでは、マーケットはなぜ動くのでしょうか。それは
1.直近の値段より高い値段を承知で買いたい人がいて、その人が実際に高い値段を買いにいく
2.直近の値段より安い値段を承知で売りたい人がいて、その人が実際に安い値段を売りにいく

以上の行動を誰かが行ったときに起きる現象になります。
ではなぜ上記の行動を起こしてしまうのでしょうか?

結論として、
1.実需などの「価格を度外視しても売買しなくはいけない参加者」の存在
2.評価損が膨らんだポジションを保有している参加者が評価損増大のリスク回避のためロスカット注文のためマーケットが動く

通常はマーケットは売り手と買い手のバランスが取られています。
値段が上がるにつれて売りたい人が増え、買いたい人が減ることで一定以上値段が上がらなくなり、値段が下がるにつれて買いたい人が増え、売りたい人が減り一定以上値段が下がらなくなるためです。

マーケットを構成しているバランスを崩すには簡単なことではありません。

それでは、なぜマーケットが動き出しトレンドが発生するのでしょうか。

マーケットは通常バランスが取られていますが、ある時マーケットのバランスが取られていない状況が現れることがあります。
バランスが崩れたときマーケットが上昇の勢いが出た場合は売り方が評価損に耐えられなくなり、高い値段を承知で買い戻さざる状況になったためと考えられます。最終的に売り方は成行の買い注文を入れることになります。
つまり、値段が上がれば上がるほど買わなければいけない人が増える状況を迎えることになります。
下げたときはこの逆の動きです。

この流れがマーケットのバランスを崩し、トレンドの発生に繋がっていると考えられます。

FXで効率よく収益を上げるにはトレンドの発生の芽を見つけて、タイミングよくリスクを取り、トレンドの方向にポジションを持ち続けることが重要になってきます。

以上がマーケットが動く理由になります。

皆さんのトレードの参考になれば幸いです。


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